ソロモンスクエア

京都民3人が送る探索バラエティ

【必見】虫が作り出すチーズ、「カース・マルツゥ」

カース・マルツゥというチーズをご存知だろうか
イタリア・サルデーニャ地方のチーズなのだがこのチーズ、別名「腐ったチーズ」と呼ばれている
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チーズは発酵により作られているとはいえ、腐ったチーズと呼ばれることはなかなかない


何故このチーズは腐ったチーズなどと呼ばれているのか、それは作り方にあった


本来チーズは加熱や微生物によって様々な種類が作られる
生物を使うとしてもあくまで微生物なのだ


だがこのカース・マルツゥはなんと蛆虫(うじ虫)を使ってこのチーズを作っている
蛆虫というと動物の死体や汚物に現れるハエの幼虫のことである


ちなみに太平洋戦争時にジャングルで行軍していた兵士などの体験談などには必ず蛆虫がでてくる


そのため、虫いりチーズやうじ虫チーズと呼ばれることもある


カース・マルツゥは元はペコリーノ・サルドという羊乳のチーズである
めちゃくちゃ美味しそう!
こちらもサルデーニャ地方特有のチーズである
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なぜこのチーズに蛆虫を入れようとしたのかわからない…蛆虫入りのほうがよっぽど美味しかったのだろうか…


カース・マルツゥの熟成はチーズバエの代表種Piophila caseiの幼虫の摂食に伴う体外消化により通常の発酵を超え、知らない者が見れば腐敗と思う段階まで進む
(いやいや…腐敗してるんじゃ…)

チーズに産みつけられたこの蛆虫は高レベルの発酵とチーズの脂肪の分解を促進させる
これにより、チーズは非常に柔らかくなるのである


Wikipediaには

この幼虫は触られると最高で15センチメートルほど飛び跳ねるため、チーズを食べるときは目を保護することが推奨される。食べる前にチーズから幼虫を取り除く人も、幼虫ごと食べる人もいる。

 

などと記されている


飛び跳ねるって怖すぎ:(´◦ω◦`):
目を保護して食べるチーズってなんなんや…
チーズから蛆虫を取り除く人はまだ…わかるが蛆虫ごと食べるなんて正気の沙汰じゃない(´º△º` )


そして、気になるのは味である
ここまでして食べるチーズはどんな味がするのか
ウォールストリート・ジャーナルによると

舌をひりひりさせ、体の他の部分にも影響を与えるかもしれない、粘着性で刺激性のネトネトした物体


美味しそうに思えない!!!!!
舌がヒリヒリはまぁいい
体の他の部分にも影響を与えるかもしれないって…( 'ω')ヒェッ
最後の粘着性で刺激性のネトネトした物体なんて表現なんて初めて聞いた


スーザン・ハーマン・ルーミスという人は

彼は……サルデーニャの伝統的な平パンパーネ・カラザウを一枚つかんで、柔らかくするために軽く湿らせてから、サイドテーブルの上の大きいガラス容器のところに行った。
彼は容器を開けて、濃厚なクリームのように見えた何かの塊をすくい取り、パンにはさんだ。彼が食べ終わったあと、私は何を食べたのか彼に尋ねた。
すると彼は私に見せるために立ち上がった。容器の内部にあったのは小さい白い虫が動き回っているペコリーノだった。このチーズについて噂を聞いたことはあったが、こんなに近づいたのはこれが初めてだった。
彼の友人の曰く、「これがフォルマッジョ・マルチョ(腐ったチーズ)、虫入りチーズだ。これは珍味で、サルデーニャ人の羊飼いに贈るなら最も素敵な贈り物だ。」


友人…最も素敵な贈り物って…
珍味言うてんのに素敵なんかよ…虫入りチーズが…
ここまで言うのだから実はめっちゃ美味しいのではないかと思ってくる


このチーズはサルデーニャのパン(パーネ・カラザウ)と強い赤ワインであるカンノナウと一緒に食べるのが一般的らしい
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カース・マルツゥはいくつかの食品安全問題が提起されている

 

・有毒な状態まで進んでいる腐敗の危険。サルジニア人の間の俗説によると、まだ生きている幼虫が存在するならば腐敗はしていない証拠であると言われる。

 

・アレルギー反応を起こすらしいという伝聞報告。

・蛆の腸内寄生の危険。 - Piophila casei の幼虫は通常、人間の胃酸では殺せず、生きたまま胃を通り過ぎて腸に一定期間住み着くことができる。そこでそれらが腸壁に穴を掘ろうとするので、重大な障害を起こすことがある。この徴候は吐き気、嘔吐、腹痛、出血性の下痢などである


食べるときは命を賭けて食べろというようだ
チーズが好きな私でもさすがに躊躇する
もう…なんでこんなチーズを食べようと思ったのかほんとにわからない(笑)


もし食べる機会があったときは試してみてもいいかもしれない
本当に美味しいのかもしれない
珍味が好きな人にはおすすめしよう
私は遠慮させていただくが…(笑)


メルカバ