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中国が進める一帯一路について考えてみる

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先日、中国が推し進める一帯一路に関して日本政府は一定の理解を示しました

中国を警戒してずっと反対の立場だった日本にとってこれは大きな方針転換と言えるでしょう

今回は一帯一路を批判的に捉えるのではなく、好意的に捉えようと思います

それというのも一帯一路についての番組を見て、多くの人がその経済的恩恵を受けていることを知ったからです

 

一帯一路について報道されることといえば、中国脅威論のようなことばかり

確かに中国は脅威です

といってもそもそも人口13億人もおり、広大な国土を有する大国なので当然のことと言えば当然のことです

歴史的に見ても中国は大国だったわけなので…

 

さて、そもそも一帯一路とはなんなのか

 

・ 一帯一路とは

中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる「シルクロード経済ベルト」(「一帯」の意味)と、中国沿岸部から東南アジア、スリランカアラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀海上シルクロード」(「一路」の意味)の二つの地域で、インフラストラクチャー整備、貿易促進、資金の往来を促進する計画であり、それぞれ2013年に習総書記がカザフスタンのナザルバエフ大学とインドネシア議会で演説したものである。

 

巨大な流通網、さらには経済圏を作ってしまおうという壮大な構想です

これを中国は着々と進めています

大陸横断鉄道も作ってしまったため、中国からドイツさらにはイギリスまで列車輸送が可能となりました

これにより、効率的で低コストな輸送が可能となったため、経済活動も活発化したのです

 

一帯一路において中国企業はその恩恵を受けています

海外展開を円滑に行えるようになったのです

さらに越境EC企業というものまで誕生しました

 これは中国国内にいながら海外の商品を購入できるというものです

消費者が注文した商品を越境EC企業が海外から買い付け、消費者に発送するというシステムです

この越境EC市場はおよそ36兆円と言われており、その市場規模は年々増えています

この急拡大には一帯一路による、大陸横断鉄道の存在が大きいです

 

また中国は、近年農地の減少により、食料輸入国へと変化しつつあります

国内の需要を賄うため、積極的に買い付けを行っています

一帯一路により、カザフスタン小麦を大量に輸入することができるようになったのです

カザフスタンとしてもこれはとてもありがたいことです

小麦はカザフスタンの輸出品として2番目に輸出される一大商品です

しかしながら、これまではロシアや旧共産圏といった周辺国にしか売ることは出来ませんでした

それが中国という巨大市場に参入することができるのです

 

これはカザフスタンだけの話ではありません

他国でも同様のことが起こっていると考えていいでしょう

さらに中国企業も進出してきます

中国企業が進出することにより、雇用などが生まれます

しかし、大部分が中国からの労働者のため、雇用による恩恵としては少ないと考えられます

 

一帯一路により、成り上がる者もいます

ポーランドにある中国商城という企業です

ここはフロアを事業主に貸すというビジネスをしています

現在は同じ敷地に6棟ほどまで広がっています
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多くのバイヤーなどが安い中国製の商品を買い求めにやってきます

中国からはポーランドの景気がいいと聞きつけ、商売を始める者などが後を絶ちません

その中には成功する者もでてきています

ここで成功した者は自らが生まれた時代を喜び、一帯一路に感謝しているシーンが番組を見ていてありました

いまの日本人にはあまり考えられないことですね

 

ここの商品はその多くが大陸横断鉄道により、運ばれてきます

そのため、一帯一路という中国の国策の恩恵を最も受けているのです

 

 

一帯一路は中国による影響力拡大というよりも資源の確保、輸送ルートの整備という側面が非常に大きいものだと考える

さらにその流通網を使い、中国が主導する経済圏を作り出そうとしているのではないか、これはトランプ大統領が行なう反グローバリズムに皮肉にも対抗する形になっている

これはグローバリズムの盟主がアメリカから中国に変わろうとしていることを表している

この状況に日本がアメリカ追従によって行動するのではなく、独自に行動することが求められているだろう

一帯一路にどう関わるか難しい舵取りを政府は迫られているのです

 

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